概要

自転車で交差点を走行中に、自動車と出合い頭衝突したもの。

問題点

病識の欠如が非常に強く、なにも問題がないのに、どうして病院で検査を受ける必要があるのかと非難され、立証することの必要性について理解が得られなかった。
ご家族に説得をお願いし、念のために検査を受けるとしてなんとか了承を得る。

立証のポイント

画像分析では、硬膜下血腫、左前頭葉脳挫傷が確認できた。
症状としては、
①病識の欠如
②記憶障害
③自発性低下
④語性錯誤
⑤喚語困難などが見られた。
また、人混みに入るとパニック症状を起こし、バスや電車では、必ず先頭車両の一番前に居ないと落ち着かないという症状も見られた。
高次脳の専門治療先を紹介、同行し、先の症状を説明して神経心理学的検査をお願いした。
喚語困難などが見られたので、トークンテストを検査の追加を依頼した。
全体的な検査結果では、かなりの改善が認められたが、トークンテストでは異常が確認できた。
結果、9級10号が認定され、連携の弁護士に引き継いだもの。