高次脳1級1号

黄色信号で交差点に進入した自動車が、対向右折バイクと衝突、そのはずみで飛ばされたバイクをとっさに避けようとして、横断歩道上に立っていた歩行者、73歳女性が転倒し、びまん性脳損傷等による高次脳機能障害1級1号、右半身麻痺の障害を残しました。

損保の反論

損保側は、非接触事故であり、転倒した過失は被害者側にあって、加害者に責任は認められないと主張したのですが、

弁護士の立証

弁護士は、非接触といえども、被害者が転倒した原因は明らかに第一事故を起こした加害者にあると主張、裁判所は、因果関係ありと判断し、加害者に賠償義務があると判示しました。

被害者は、後遺障害のため、独り暮らしが続けられなくなり、遠方に住む長女が引き取って介護をすることになったのですが、弁護士は、それらの事情もしっかりと把握し、緻密な立証を行った結果、職業介護として日額1万8000円、家族介護として日額3000円、総額5700万円の将来介護料が認められ、後遺障害慰謝料2800万円、近親者慰謝料300万円、損害総額1億0900万円の高額賠償を実現することができました。

NPOジコイチのコメント

非接触という特殊な事案であり、相手の損保から因果関係がないとして支払いを拒まれると、被害者側としてはお手上げ状態となります。
本件でも、家族は複数の弁護士に相談をしていたのですが、消極的な回答に悩んでいました。

最後にたどり着いたのが、本件の弁護士であり、結果、過失を逆転させ、和解が実現しました。 担当弁護士の、問題を正確に理解するための幅広い知識と経験則、勝訴に導く創造力と構成力には、頭が下がります。