自転車の他には、原付で多発し、自動車でもある自賠切れと、加害者が自衛隊車両もあります。

自賠切れは、殆どで任意保険にも加入しておらず、被害者が自動車を保有し、自動車保険に加入しているときは、人身傷害保険と対人保険に自動担保されている無保険車傷害保険に請求することになり、被害者が自動車を保有していないときは、お気の毒ですが、泣き寝入りとなります。

では、自衛隊車両について説明しておきます。

自賠法10条と自動車損害賠償保障法施行令1条の2により、国連軍、アメリカ軍、自衛隊の自動車は、自賠責保険の加入が免除されています。

我々は免除だよ。

なぜ? いざ戦争となれば、軍隊は、橋を破壊する、民間の土地に砲台を築く、駐車中の自動車や民家を戦車で破壊するなど、防衛上必要な措置となれば、なんでも許されているのです。
つまり、本来、彼等の存在は、自賠責保険を超越しているのです。

では、自衛隊車両との交通事故となると、自賠責保険に加入しておらず、適用はありません。

自賠責保険が適用されないときの救済措置である政府保障事業も適用されません。

実際の例を紹介しておきます。

高次脳5級2号 併合4級

6歳と4歳、姉妹の2人乗り自転車と自衛隊の人員輸送用車両が衝突し、6歳の長女は死亡しました。
4歳の次女は、頭蓋骨骨折、脳挫傷の重傷です。

死亡した長女については、自賠責保険なら無条件で3000万円のところ、どうしてか、1800万円で示談が成立しています。

高次脳の後遺障害を残した次女については、11級の後遺障害を残したとする自衛隊側の一方的な診断結果をもとに、850万円という低額な示談金額が示され、すでに事故受傷から13年が経過し、次女についても、和解の寸前まで話が進んでいたのです。

弁護士の立証

担当の弁護士は、専門医の診断で、高次脳で5級2号、複視で13級2号、併合4級を立証し、東京地裁で国家賠償請求訴訟を提起、2009年に自衛隊の提示額の5倍に相当する4200万円と1200万円の和解調整金※を支払う内容で和解が成立しています。

※和解調整金
遅延損害金と弁護士費用を合計したものです。

NPOジコイチのコメント

加害者が、日本国、親方日の丸であっても、全面的に信用することはできないのです。
日本国が被害者に忖度するなんてことは、あり得ないのです。

日本国の言いなりで押し込まれることなく、納得できないときは、できるだけ早く、NPOジコイチのフリーダイアル0120-716-110で相談してください。
フリーダイアルで概要をつかめたら、交通事故無料相談会に参加してください。
もちろん、セカンドオピニオンを求めることで、構いません。