死亡事故に関するNPOの無料相談

酒に酔った状態で横断禁止の幹線道路を横断中の53歳、男性会社員が、右方から走行してきたタクシーに跳ね飛ばされ、死亡しています。

損保の反論

ドライブレコーダーの映像から、被害者の過失は75%である?

弁護士の立証

①弁護士は、ドライブレコーダーの映像から、タクシーが、相当手前から被害者の姿を確認できていたにもかかわらず、回避措置をとっていなかったことを指摘し、タクシー側にも70%の過失が認められることを主張しました。

⇒裁判所は、被害者の過失を35%とする和解案を示し、過失割合は逆転しました。

②亡くなった被害者は、妻と2人の子供だけでなく、年老いた母親も扶養しており、本件事故により、遺族は深刻な生活状況に陥っていました。
弁護士は、これらの事情についても丁寧に主張しています。

⇒裁判所は、3000万円の高額慰謝料を認定しました。

相手損保からは、和解調整金200万円を含め3200万円、自賠責保険から3000万円、合計6200万円の損害賠償額が実現しました。

NPOジコイチのコメント

損保は、ドライブレコーダーの映像を証拠提出し自信満々でしたが、却ってタクシーの過失を立証することにもなり、踏んだり蹴ったりとなりました。
着眼点がシッカリとしていれば、相手に有利と思われる証拠も引っ繰り返すことができるのです。

酒酔いとはいえ、働き盛りの大黒柱が、扶養家族4人を残しして死亡しています。
そのことをクローズアップさせ、300万円の高額慰謝料も確保しました。
自宅の自動車に、人身傷害保険の加入があれば、地裁基準で満額回収できたのですが?
この点が残念です。