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理想的な自動車保険?
 
東京海上日動火災保険、損害保険ジャパンは品質を落としました?
 

(1)人身傷害保険で交通事故危険補償特約が廃止されました?

東京海上日動火災の人身傷害保険ですが、交通事故危険補償特約が廃止、契約自動車に搭乗中と、歩行中の自動車・原付との事故のみが担保される内容で、通販系のハイエナ損保と同じレベルとなりました。
 
 

人身傷害保険の交通事故危険補償特約は、自動車に搭乗中の事故はもとより、電車、飛行機、船、モノレール、ケーブルカー、ロープウェー、椅子つきリフト、バス、馬車、エレベーター、エスカレーター、動く歩道に搭乗中の事故、自転車、身体障害者用車椅子、シニアカー、乳母車、ベビーカーの事故、改札口を入ってからの構内事故にも対応が可能で、あらゆる交通事故に適用できるオールリスク担保の優れもので、さすが、人身傷害保険を世に出した東京海上日動火災保険ならではと、高い評価をしておりました。

電車、飛行機、船、モノレール、ケーブルカー、ロープウェー、椅子つきリフト、バス、馬車、エレベーター、エスカレーター、動く歩道に搭乗中の事故はともかくとしても、自転車との事故では頼り甲斐のある保険でした。

私の友人は、ダイエットを目的に、毎日、鴨川の土手を自転車で走行していました。
ある日のこと、自転車で走行中、散歩中の犬が吠え、飛びかかってきました。
これを避けようとして、土手から転落、左鎖骨の複雑骨折で入院、固定術を受けることになりました。
これに対応する保険は、飼い主の個人賠償責任保険ですが、加害者は、未加入で、当面の被害者の入院治療費等を負担する資力もありません。
奥様が所有する自動車の人身傷害保険の出番で、解決することになったのです。
6ヵ月後、左肩に10級10号の後遺障害が認定されたのですが、これも含めて人身傷害保険から満額の支払いがなされ、問題を残すことなく解決に至りました。
ここ1年、自転車事故での相談でも、人身傷害保険で救われた被害者が、少なからずいます。
この特約が廃止となれば、東京海上日動火災の人身傷害保険の評価はダダ下がりです。

 
 
(2)無保険車傷害保険が人身傷害保険に統合されます?

搭乗者傷害保険が傷害一時金保険と名前も内容も一新される?
人身傷害保険に加入の契約者は、無保険車傷害保険の支払い対象であっても、人身傷害保険一本で支払われることに変更されています。
このケースの保険金は、人身傷害保険が5000万円であっても2億円と計算されます。
人身傷害が無制限であれば、無保険車も無制限になりますが、これは当然のことです。

搭乗者傷害保険は、傷害一時金保険と一新され、5日以上の治療が必要であれば、傷病名に関係なく契約時に選択した10万円もしくは20万円の一時金が支払われ、他の自動車に乗車中や、歩行中でも支払いがなされますが、4日以内の入通院日数であれば、一時金の支払いはありません。
そして、死亡・後遺障害の保険金は廃止で、支払われません。

この間の支払洩れのツケが回り、自動車保険料の目安となる参考料率が上昇、損保各社は値上げを検討していますが、東京海上日動火災は、補償内容を廃止することで保険料を据え置き、値下げ競争を仕掛けています。
しかし、上記の補償であれば、保険料が2分の1にでもならない限り、保有契約を大幅に失うことになります。

背景はともかく、人身傷害保険に代替できる保険商品がありません。
交通傷害保険は廃止され、ほとんどが普通傷害保険に統合されています。
普通傷害では、自宅で階段から転落しても支払うことになり、保険料が滅法高いのです。
さらに、普通傷害保険では、入通院なんぼの日額払いとなり、治療費や休業損害等、個別に対応ができません。

 
 
損保ジャパンもダメ?

関西では、なにかと人の真似をすることを、「真似し、漫才、モノモライ?」 と呼んで、厳しく軽蔑しています。
松下電器=パナソニックをマネシタ電器と呼ぶのも、これに由来しています。
今回のご報告は、語るに落ちた損保ジャパン=損保ヤバンです。

すでに、HPに掲示して注意を促していますが、東京海上日動火災保険は、昨年の7/1以降、人身傷害保険から交通事故危険補償担保特約を廃止しています。
今度は、損保ヤバンが、これに節操無く、追随することになりました。
その理由が笑えるので、ご披露しておきます。

 
 

人身交通乗用具危険特約における単独事故の保険金支払い件数が、近年、増加傾向にあり、増加件数のうちのほとんどが自転車の単独事故となっています。

●バレーボールの最中に怪我をしたのに、自転車の転倒事故と偽って保険金を請求?
●海釣りで堤防から落下して怪我をしたのに、自転車の転倒事故と偽って保険金を請求?

補償されない事故原因であるにも関わらずかかわらず、「自転車での転倒?」 事実と異なる報告を行い、保険金を不正に請求する事案が非常に増えています。
特約の本来機能に沿った適正な活用がなされていないばかりか、そういった不正請求事案への対応には多大な時間とコストがかかっており、適正な販売ができない状況になったと判断しました。
一方で、このような単独事故のケースのみを補償から排除することは特約内容を分かりにくくし、募集時の説明責任を増やすとともに、お客様にも正しくご理解いただけないこともあるため、特約自体の廃止に至りました。

悪いのは、お客様=保険契約者と言わんばかりのグズグズした説明で、これなら、損保ヤバンの保険契約者は、ほとんどの人が保険金詐欺を意図しているとも思われるのです。
実に、失礼なお話しです。

本改訂により、歩行中、自転車を運転中の自動車との接触事故は人身傷害保険が適用されますが、歩行中の自転車、電車、飛行機等との接触事故、交通乗用具に搭乗中の自動車事故以外の交通事故や単独事故は無責となり、支払がなされなくなりました。

 

理想的な自動車保険

対人・対物賠償保険

いずれも保険金は無制限を選択します。

人身傷害保険

絶対に無制限でなければなりません。

搭乗者傷害保険

部位・症状別の1000万円であれば十分です。

個人賠償責任保険

無制限・示談交渉つき・免責なしを選択します。

弁護士特約

これは絶対に加入してください。

車両保険

できればフルスペックで加入することです。
1回目の事故は5万円、2回目は10万円の免責で保険料を節約します。
新車購入後2年以内であれば、車両新価保険特約、全損時諸費用補償特約を、対物超過修理費用特約も検討してください。

 
 

では、どう対抗するのか?

東京海上日動火災と損保ジャパンの自動車保険に加入しなければ、排除すればいいのです。

3メガ損保で判断するのであれば、三井住友海上火災保険に加入すればいいのです。
私は、この3月、東京海上日動火災から三井住友海上火災に乗り替えています。
外資系、通販系損保の自動車保険のほとんどは、以前から特約が外されています。
保険料の安さに眼がくらんではいけません。

 

 

交通事故相談サイト jiko110.com